最新の統(tǒng)計(jì)データによると、2013年の年末時(shí)點(diǎn)で、広州市では、戸籍人口において60歳以上の高齢者は133萬(wàn)人であり、戸籍人口に占める割合は15%です。2020年になると、広州の戸籍高齢者人口は180萬(wàn)人になる見(jiàn)込みです。

信息時(shí)報(bào)は、今月、暨南大學(xué)と共同で50~75歳の高齢者を?qū)澫螭恕笌谥菔肖胃啐h者消費(fèi)現(xiàn)狀の調(diào)査」を行いました。この調(diào)査によれば、調(diào)査対象者の主な収入源は退職年金、老齢年金で、子供がお金を出して両親を養(yǎng)うのは4割にもなっていません。高齢者サービスの普及率が低く、7割を超える調(diào)査対象者は高齢者向けのサービスや製品を利用する経験がなく、約8割の調(diào)査対象者は退職後の毎月の基本的消費(fèi)は800元を上回るべきと考えています。高齢者向けのサービスや製品を利用する経験を持っている調(diào)査対象者は、サービスや製品に対して比較的高い満足度を持っており、毎年の消費(fèi)金額が一萬(wàn)元以下の者が多く、レクリエーション、健康は最も人気のある製品です。調(diào)査対象者は、営利目的の高齢者サービスに対し、高品質(zhì)低価格を期待しています。

6割の調(diào)査対象者は、1999元/年の営利目的の高齢者サービスを受け入れられます

調(diào)査によると、退職年金と老齢年金は高齢者の主な収入源となっており、高齢者の収入においてそれぞれ53.5%と53.8%を占め、次は個(gè)人貯蓄で、高齢者の収入において43.1%を占めています?！咐厢幛韦郡幛俗庸─蛴皮搿工趣いτQ念が人々の心に根強(qiáng)く存在していますが、子どもが提供するお金はわずかな39.0%しか占めておらず、さらに、子供にお金を出すという老人もいるのです。また、株式?債券投資、保険購(gòu)入による所得及び社會(huì)救済も、高齢者の収入源の一部となっており、それぞれ高齢者の収入において4.7%と0.6%を占めています。

退職後の生活として、食品を買って食事を作るなど孫の面倒を見(jiàn)たり、時(shí)間があったら公園をぶらぶらしたり、夜、外に出て踴ったりしました。研修講座に參加したこともあったが、受講者が多すぎて、行動(dòng)も不自由なので諦めたと、記者にこう言った女性市民もいました。

このようなことは珍しいことではありません。調(diào)査によれば、7割を超える調(diào)査対象者は、高齢者向けのサービスや製品を利用したことがないと答え、わずかな28.8%の調(diào)査対象者が、高齢者向けのサービスや製品を利用したことがある、或いは現(xiàn)在利用中と答えました。國(guó)際的な大都市としての広州でも、高齢者向けのサービスや製品の消費(fèi)レベルが低いのは一般的となっています。

とはいっても、調(diào)査対象者は、退職後の消費(fèi)レベルに対して非常に厳しいとも言えません。調(diào)査によれば、約8割の調(diào)査対象者は、退職後の毎月の基本的な消費(fèi)レベルは最低800元であるべきと考えています。その中で、退職後の毎月の基本的な消費(fèi)レベルは800~1599元であるべきと考える人が一番多く、調(diào)査対象者の総數(shù)に占める割合が38.9%で、退職後の毎月の基本的な消費(fèi)レベルは3000元とそれ以上であるべきと考える人は5.0%を占めています。但し、改善のための消費(fèi)は千元以上であるべきと考える人は4割にもなっておらず、高齢者の多くはやはり公園散歩、広場(chǎng)ダンスなどお金のいらないレクリエーション活動(dòng)が好きなようです。

一方、ますます多くなる営利目的の高齢者サービスに対して、調(diào)査対象者は「安ければ安いほど良い」という気持ちを抱えています。6割の調(diào)査対象者は、1999元/年とそれ以下の営利目的の高齢者サービスを受け入れることができ、4000元以上を受け入れられる調(diào)査対象者はわずかな6.9%を占めており、10000元/年とそれ以上（又は500元/回とそれ以上）の営利目的の高齢者サービスは、利用する人が全くいません。

7割を超える調(diào)査対象者は、毎年の消費(fèi)が萬(wàn)元未満

高齢者向けのサービスや製品を利用した経験を持っているある市民は、サービス又は製品を買うときに最も大切にするのは価格と品質(zhì)で、老人ホームに入居することはまだ考えておらず、「やっぱり家族と一緒に生活した方が気持ちいい、もうちょっと年をとったら考えるかもしれない」、高齢者向けの研修講座については、參加するつもりはなく、「公園をぶらぶらするぐらいで十分、お金もいらないし」と、記者に言いました。

調(diào)査によると、高齢者向けのサービスや製品を利用したことのある、或いは現(xiàn)在利用中の調(diào)査対象者のうち、7割を超える者は高齢者向けのサービス又は製品の毎年の消費(fèi)金額が萬(wàn)元未満で、16000元とそれ以上の調(diào)査対象者はわずかな8.7%しか占めていません。

若い人とは違って、老人たちは高齢者向けのサービスや製品の提供機(jī)関を選択する際に、主に品質(zhì)と価格に留意し、留意度はそれぞれ83.7%と64.3%です。一部の調(diào)査対象者は、サービスや製品のブランドも高齢者向けのサービスや製品を選択する際に考える要素だと言いました。この部分の調(diào)査対象者は15.4%を占めています。調(diào)査によれば、高齢者向けのサービスや製品を買うときに、環(huán)境要素と交通要素は、それぞれ20.7%と17.6%を占めています。

とはいっても、高齢者向けのサービスや製品を利用したことがある、或いは現(xiàn)在利用中の調(diào)査対象者の高齢者向けのサービスや製品に対する満足度はまずまずで、53.3%の調(diào)査対象者は高齢者向けのサービスや製品に対して満足していると答え、28.3%の調(diào)査対象者は高齢者向けのサービスや製品に対して非常に不満だと答えました。

健康、レクリエーションは最も人気があります

ランダムインタビューから見(jiàn)ると、健康、レクリエーションを好む人が多く、「どのような高齢者サービスがあなたの生活品質(zhì)を改善できるか」という質(zhì)問(wèn)に対して、健康、レクリエーションが幸せな老後生活を過(guò)ごす主なルートだと答えた人は、それぞれ56.7%と55.8%の割合を占めています。保健?リハビリ、旅行、介護(hù)サービス、家事代行サービス及び社交プラットフォームも一定の割合を占め、それぞれ36.4%、18.8%、15.7%、9.4%、9.4%となっています。また、引き続き勉強(qiáng)したい人、理財(cái)に投資したい人はそれぞれ8.5%と4.7%を占めており、さらなる発展を図る空間があります。

高齢者向けの製品については、老人たちはレクリエーションのほか、養(yǎng)生?保健、食品などに対しても大切にしています。7割を超える調(diào)査対象者はレクリエーション、保健などの高齢者向け製品は生活をもっと快適にすると考え、その次は栄養(yǎng)保健品で、食品、服裝、高齢者向けの教育?研修も一定の割合を占め、それぞれ26.3%、17.6%、16.9%です。

また、情報(bào)獲得のルートから見(jiàn)ると、従來(lái)のメディアと口伝えはなお主な情報(bào)源となっています。新規(guī)メディアの興起も調(diào)査対象者の情報(bào)獲得のルートにおいて體現(xiàn)されており、マイクロブログ、マイクロチャネルを通じて高齢者向けのサービスや製品を獲得する調(diào)査対象者は4.4%を占め、攜帯メールを通じて高齢者向けのサービスや製品を獲得する調(diào)査対象者は2.5%を占めています。

調(diào)査員手記

高齢者市場(chǎng)は巨大な潛在力があります

調(diào)査によると、調(diào)査対象者はみんな老人ホームなどの養(yǎng)老施設(shè)に行きたくないと言い、老人たちの高齢者向けのサービスや製品の使用率が低いのも一般的です。高齢者市場(chǎng)の発展の不備と高齢者市場(chǎng)の大きな潛在力が同時(shí)に存在しています。老人たちの年間可処分所得が低いとともに、高齢者市場(chǎng)の整備と管理が不備しているのが現(xiàn)狀です。

現(xiàn)在、ますます厳しくなる人口高齢化問(wèn)題に対応するために、従來(lái)の意味での在宅介護(hù)モデルは大きな変化が起こっています。われわれは、現(xiàn)在の遅れている高齢者産業(yè)の構(gòu)造にまともに目を向け、養(yǎng)老事業(yè)の変革の推進(jìn)に努め、養(yǎng)老施設(shè)の経営?管理體制の改善、養(yǎng)老施設(shè)の運(yùn)営モデルの革新に取り組み、さらに公共資源の利用効果の向上を図らなければなりません。大きな変化が起こっている在宅介護(hù)モデルに応じるために、「コミュニティ養(yǎng)老」を中心とする過(guò)渡的モデルを整備することができます。政府支援、社會(huì)參加、市場(chǎng)運(yùn)営を通じて、コミュニティサービスを拠り所に、在宅介護(hù)をコアとし、専門(mén)化のサービスにより、在宅高齢者向けに生活介護(hù)、醫(yī)療保健、精神慰謝、レクリエーションなどを提供するサービスを整備していきます。

また、従來(lái)の「老後のために子供を育てる」という観念を更新し、現(xiàn)代的な新しい構(gòu)想を確立することも考えられます。たとえば、退職年金、老齢年金を主とする養(yǎng)老體制の代わりに個(gè)人貯蓄養(yǎng)老體制を整備し國(guó)家、政府への依存を軽減すること、予期の収入や將來(lái)の支出を正しく推定し早期に養(yǎng)老計(jì)畫(huà)を?qū)g施するなどがあげられます。

合理的かつ健全な養(yǎng)老體制及び市場(chǎng)の整備により、老人たちに専門(mén)的なサービス、集団生活の溫かみを享受させ、養(yǎng)老資源を整合し、潛在的な生産力を解放することができるとともに、子どもたちの両親への心配を解消することも可能です。

出所：暨南大學(xué)民情研究センター「広州市養(yǎng)老消費(fèi)現(xiàn)狀調(diào)査報(bào)告書(shū)」、2015